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魔物

 7月8日も朝7時にブル−ベリ−の畑に行った。昨日は1時間でやめたので再度採り直しだ。ブル−ベリ−は1日でまた新たに熟す。紫色になったものを摘む。東京からの二人も楽しんで採っている。1時間もすると昨日と同じほど採れた。「これでブル−ベリ−採りは終わりにしましょう。後は畑の大根とか野沢菜を採って帰りましょう。」「ジャガイモもできているから持って帰ってください。」畑のオ−ナ−の友人が言う。実際畑でアンデスという赤紫のジャガイモを掘ってくれた。

 山小屋に帰り帰京の準備をした。荷物を積み込み「涌井の蕎麦を食べて帰りましょう!」と出発した。彼らの車を先にやり私は後ろをついていく形になった。山道を慎重に運転している。しかしもう少しで山道を終え、舗装された大通りに出る所で事故は起きた。先に走っていた車がス−と川の方へ傾き引き込まれるように落ちてしまったのだ。信じられないことが起こってしまった。一瞬心臓が凍りついた。車を停め飛び出ていくと川の中に高級車が横倒しになっており二人が中でもがいている。私はあわてて車のシャ−シ−に飛び乗りドアを開けようとしたが直ぐには開かなかった。「エンジンを切ってください!」と叫びながら再度ドアを引き揚げると少し開いた。でも私一人の力では開けれない。運転者の方が中から足でツッパリ二人がかりでドアを開けた。運転者が脱出して後から助手席の人もシ−トベルトを自ら外して出てきた。

 大変なことになってしまった。運転者は普段使う自分の車(プリウス)で無かったので車幅感覚が違ったようだ。「右側の池が気に成って左側に寄りすぎた。」と語っていた。感心したのは二人とも落ち着いていたことだ。パニックにはならなかった。車の持ち主は「起きたことはしょうがない。どこに連絡しようか?」運転者は「この場合は警察に連絡するのが一番良い。レッカ−車や必要なことを教えてくれる。」それで警察へ連絡し車の引き揚げのレッカ−屋さんを教えてもらった。私は弟に連絡したが「その場合は保険屋さんへ連絡するのが良い。車両保険に入ってなくてもすべてやってくれるはずだ。」私の携帯は途中で電池が無くなってしまい充電してなかったのを後悔する羽目になった。

 1時間くらいで警察官が来た。それから30分ほどでレッカ−車が来た。車検証は車の中なので引き揚げないと取り出せない。お巡りさんも待機する形になった。4トン車のレッカ−車は川のガ−ドレ−ルのパイプが邪魔で現場まで行けないと言う。みるとガ−ドレ−ルには鍵がかかっている。弟が中野市役所へ電話して鍵の有りかを尋ねると「地元の財産区の区長が持っているのでは?」との返事で区長へ電話した。すると「鍵は無いので現場へ行きます!」とやってきてくれた。区長は幼馴染だった。「鍵は壊してもらっても良いです。また付け替えしてもらえば良い。」とのこと弟はバ−ルで鍵を壊しガ−ドレ−ルを外した。

 クレ−ンの付いたレッカ−車は現場へ入ったが今度はクレ−ンのワイヤ−が滑車から外れて巻き取れない。3時ころようやく引き揚げ作業に入った。途中雨が降ってきたりお腹が空いて大変であった。4時半ころどうにか引き揚げの目途が立ち車検証を取り出せた。所有者とともに中野警察へ走った。届け出が終わった時電話があった。「引き揚げ完了したので道の駅で落ち合いましょう!」

 6時半頃レッカ−車に乗った車が道の駅へ到着した。車を東京へ送る手はずを頼み荷物を取り出し無事飯山から7時24分の新幹線に乗ることが出来た。大変な1日だった。

 山小屋に戻ってから考えた。むやみに人様を誘わないようにしよう。この山には魔物が住んでいる。池に引き込まれなくて良かった!一歩間違えば死亡事故になりかねない。怪我もなく車両の破損で済んだのは不幸中の幸いだ。広島や岡山での豪雨災害で多くの人が亡くなったと言う。とにかく皆無事でよかった。

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